中国、トヨタのもうけを横取り

 米中経済戦争であえぐ中国。食料の値上げなどで、購買意欲が亡くなっているにもかかわらず、TOYOTAのレクサスだけは、値上げしたにもかかわらず、唯一 大幅に販売台数を増やしてる。これにいちゃもんつけて、8761万元(約13億7200万円)モの売り上げを共産党がむしり取って行った。

12/27 時事通信 
 【北京時事】中国国家市場監督管理総局は27日、トヨタ自動車現地法人に対し、独占禁止法違反で8761万元(約13億7200万円)の罰金を科したと発表した。
 高級車ブランド「レクサス」の価格設定に問題があったとしている。
 江蘇省市場監督管理局の6日付の決定書によると、トヨタの中国法人は2015年から18年にかけ、省内のディーラーに対し、レクサスのインターネットを通じた販売の価格を同じにするよう求めたほか、最低価格の設定に制限を加えていたとされる。
 同管理局は「市場競争を排除、制限し、消費者の利益に損害を与えた」と指摘。16年の省内売上高の2%を罰金として科したと説明した。トヨタ側から陳述や釈明はなかったという。


 社内で、価格を同一にするのは、むしろ平等。それなのに、独占禁止法違反とは、どういう事だろう。だいたい、自社で、車の値段を価格設定をするのは自由。他社を排斥する為に価格を下げたというのならわかるが、高いんだからむしろ逆だろ。
 これは、徴税官様が、無理難題言って、税金で獲れない分を裁判で上乗せして、その分を懐に入れたような雰囲気の裁判だと思った。ネットにしても、手間賃分が掛からない分、ディーラー価格より下がるのは当たり前。それを、公僕が会社経営に越権行為するなんて、言語道断。
 ぼくは、三国志ファン。そういや、こんな感じの地方徴税官が出てくる。いつの時代の話だ。トヨタさん、中国に入れる車は、アメリカ工場出荷分だけにしたら。